小さいときから芸事を習う

小さいころから芸事を習う

沖縄には、豊かな伝統芸能が脈々と受け継がれています。時代をさかのぼれば、琉球王国の時代から人々の生活には、歌や踊りがありました。

そこには身分の高さや低さなど関係なく、誰かが琉球民謡を歌い始めると、自然に楽器を奏でる人、踊る人の輪が広がる姿が、日常生活にありました。それは今でも大切に守るものであり、また人々の誇りでもありました。

エイサー家族や村のお祝い事やそのほかの行事には、民謡を歌い、踊り、三線の早弾きにあわせて歌い踊る「カチャーシー」、旧盆には地区の青年会が、太鼓を打ち鳴らし、指笛を吹きながら歌い踊る「エイサー」など、数多くの伝統芸能が今も受け継がれています。

子どもたちは、ごく自然に小さい頃からおけいこで、学校の授業で琉球民謡、琉球舞踊や三線を習い、
幼稚園や小学校にあがると、学校や村の行事でその成果を披露するようになります。

ですから琉球民謡を習って十数年、三線を弾いて十年という小学生は、沖縄ではごく普通であり、そういう環境の中で、歌や踊りのセンスが自然と身についているのでしょう。