沖縄音楽はちゃんぷるー

沖縄音楽はちゃんぷるー

沖縄音楽が現在のように盛んになる理由に、米軍基地の存在は欠かせません。

1951年日米講和条約によって沖縄は、米軍統治となり、朝鮮戦争によって沖縄の米軍基地は
ますます強化されました。

この時代のアメリカは、ジャズの全盛時代でたくさんのジャズバンドが生まれました。
アメリカ本国からも、ルイ・アームストロング、レイ・チャールズなど超有名ミュージシャンが来沖、
沖縄のジャズメンとの競演は、日本のジャズ界に大きな驚きでした。
トランペッター
ベトナム戦争時代の1960年から1970年代にかけては、音楽の主流はロックに移りました。
前線基地となった沖縄では、戦場に向かう若いアメリカ兵たちが毎晩のように、ライブハウスを満員にしていました。
彼らは、実力のないバンドには罵声を浴びせ、力のあるミュージシャンたちには喝采を送りました。

その結果、沖縄には優れたロックバンドが誕生。中でも「紫」「コンディショングリーン」
「キャナビス」「メデューサ」
などは、その実力の高さで日本のロック界に衝撃を与えました。

ベトナム戦争が長期化すると世界的にフォークソングが台頭。

沖縄も例外ではなく、ベトナム戦争終結間際の1970年代後半には、
「喜納昌吉とチャンプルーズ」が「ハイサイおじさん」で衝撃的なデビューを果たし、
1990年代に入ると「りんけんバンド」、知名定男プロデュースの「ネーネーズ」
デビューし、一斉を風靡しました。

このように沖縄は、琉球王国時代から海外の文化を受け入れながらも、
独自の文化を築いてきましたが、そこに「米軍基地」という
非常に大きな影響を受けて、今の個性的な「沖縄の音楽」が生まれました。

このように、琉球音楽+民謡+ジャズ、ロックがちゃんぷるーして(混ざって)、今の沖縄音楽が誕生したのです。

こういった音楽的土壌があるからこそ、ビギンやオレンジレンジなど個性的なスターが生まれたのだと思います。