沖縄民謡について
てぃんさぐの花
(てぃんさぐの花とはホウセンカのこと。この歌は沖縄本島のわらべ歌で、
教訓的な意味が強い)
1.てぃんさぐぬはなや ちみさちにすみてぃ
うやのゆしぐとぅや ちむにすみり
2.てぃんぬぶりぶしや ゆみばゆまりゆい
うやぬゆしぐとぅや ゆみんならん
3.ゆるはらすふにや にぬふぁぶしみあてぃ
わんなちぇるうやや わんどぅみあてぃ
4.たからだまやてぃん みがかにばさびす
あさゆちむみがち うちゆわたら
5.なしばなにぐとぅん ないるくとぅやしが
なさぬゆいからどぅ ならぬかなみ
訳すると・・
1.鳳仙花の花は 爪先に染めて
親のゆし言(教え)は 心に染めよ
2.天の群星(ぶりぶし)は 数えれば数えられるが
親の教えたことは 数えることはできない
3.夜 走らす舟は 北極星を目印(航海の目印)にする
私を生んだ親は 私を目印(人生目標)にする
4.宝石の玉でも 磨かねば錆びる
朝夕心を磨いて(精進して) 浮世(世間)を渡ろう
5.成せば何事も 出来ることですが
成さぬ故に 出来ないのだ

沖縄民謡
一般に島唄とも呼ばれる沖縄民謡は、祭祀の場で歌われた
「おもろ(沖縄最古の歌謡集『おもろさうし』に集められた歌謡)」や、
琉球王朝文化の中で広まった琉球古典音楽をルーツにしています。

沖縄の民謡は、労働歌、踊り歌、情歌、座歌に大きく分かれます。
それぞれに明るさや雄大さ、または哀愁があるもの、
優美な雰囲気を持つものなど、さまざまな特徴があります。
今日でも民謡は祝事や行事の際には欠かすことができないものです。
三線を引きながら民謡をお稽古している若い世代の
人たちも多く、日々新しい曲が生まれています。
沖縄で民謡を実際に聴きたいときは、民謡酒場に行くと
生で本格的な民謡を聴くことができます。
そこは地元客も多く、一緒に歌ったり、カチャーシーを踊ったり
することもできるでしょう。
また、沖縄には『マルフクレコード』や『マルテルレコード』と
いった民謡のレーベルがあり、CDやカセットが数多く
制作・販売されています。
島唄の達人と称えられた故・嘉手苅林昌(かでかるりんしょう)や、
映画「ナビィの恋」で人気を集めた登川誠仁(のぼりかわ・せいじん)
などの作品は、特に人気があります。
